高血圧の敵!ストレスと血圧の関係について

「ストレスが溜まってくると高血圧の原因になる?」
「特に起こったり悲しんだりすることなく、ストレスに心当たりがないんだけど・・・」

血圧が上がる要因のひとつにストレスがあります。
ストレスはイライラしたときや不安があるときといった感情のイメージが先行しがちですが、暑さや寒さ、引っ越しや仕事の異動などの環境や気候の変化でも生じます。

季節の変わり目はストレスを感じやすくなるので血圧が心配な人は特にストレスケアが重要になってきますよ!

この記事ではストレスが血圧に与える影響について解説します。

ストレスの種類


ストレスと一言で言っても、その要因や種類は様々です。
不安やイライラ、悲しい気持ちになるような自覚のあるものや、無意識のうちに蓄積されるストレスも存在しますよ!

ストレスとは本来、外からの何らかの刺激を受けたときに生じる緊張状態を指します。
外部からの刺激には暑さや寒さ、雨の日などの天候によるものや、寝不足や風邪などの体調、不安や悩み、人間関係や仕事に関するものなど様々なものが該当します。

また、困りごとだけではなく、結婚や就職、出産などのイベントも刺激のひとつです。
これらは完全にゼロにすることは、私たちが生きている限り不可能なのでストレスとうまくつきあっていく必要があります。

血圧とストレスの関係


ここからはストレスがかかっている状態がどのように血圧に影響があるのかについて解説します。

ストレスは誰にでもあるものですが、長い期間にわたって強いストレスがかかると心身にダメージを与えます。
ストレスを感じるとそれに反応して自律神経のうちの交感神経が刺激されます。
交感神経の働きが活発になると、興奮状態になり、血管が収縮するので血圧が上がります。

また、血液を固まらせるホルモンも副腎から分泌されるので血が滞りやすくなり、血栓もできやすくなるリスクも高くなりますよ!
血流に障害が起こることで倦怠感や頭痛の原因にもなりかねません。
これらの不調がある場合は、心身のSOSである可能性も疑いましょう。

高血圧の人は特に、脳卒中や心筋梗塞が起こりやすくなるのでストレスの蓄積に注意する必要があります。

睡眠時間を確保したり、朝日を浴びて自律神経を整えたりすることや、軽い運動に取り組むことでも簡単なストレス対策に繋がります。

ストレスが原因の血圧を改善する3つの方法【血圧下げる】

まとめ


いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のおさらいです!

– 血圧が上がる要因のひとつにストレスがある
– 自覚のあるものや、無意識のうちに蓄積されるストレスも存在する
– ストレスの本来の意味は外からの何らかの刺激を受けたときに生じる緊張状態を指す
– 悩み事や身体の不調などだけではなく、結婚や出産、就職などのイベントもストレスに該当する
– 生きている上でストレスをゼロにするのは不可能なのでうまく付き合っていく必要がある
– ストレスを感じるとそれに反応して自律神経のうちの交感神経が刺激される
– 交感神経の働きが活発になることで、血管の収縮が起きて血栓もできやすくなる
– 血流の不調で倦怠感や頭痛といった心身のSOSが現れる場合がある

ストレスは生きている限りつきものになるので、ストレスを上手に解消する方法を覚える必要があります。
例えば、高血圧対策で新たに趣味としてウォーキングに挑戦するのもストレス解消にも繋がりますよ!

こちらの記事では有酸素運動のメリットについても解説しているので是非参考にしてみてくださいね。

【高血圧の人のダイエット】有酸素運動はどれぐらいの時間行うのが効果的なの?

季節の変わり目や環境の変化があるときは、特にストレスを感じやすくなるので打ち込める趣味や自分なりのストレス解消方法を見つけて身体を労りましょう。

投稿者:

血圧さん

平成に栄養士免許を取得。来年から人間ドックデビューの夫と2人暮らし。高血圧気味の夫との食事や運動について綴ります。

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