高血圧は何歳から気にするべき?

「30代だけど、そろそろ高血圧の対策はした方が良いかな?」
「高血圧は何歳から本格的に対策したらいいの?」

高血圧になるタイミングは人それぞれです。
生まれつき高血圧になりやすい体質の人もいれば、これまでの生活習慣が原因で後天的に高血圧になる人もいます。

高血圧と遺伝についてはこちらの記事でも詳しくご紹介していますので是非参考にしてみてください。
高血圧は遺伝する?家族と行いたい高血圧対策について

高血圧は遺伝する?家族と行いたい高血圧対策について

この記事では高血圧をいつから対策すれば良いのかについて解説します。

高血圧は何歳からなりやすい?


日本人の3人に1人が高血圧になっていると言われている中で、高血圧を発症しやすいのは40代からが多い傾向があります。
また、加齢とともに多くなる特徴があり、70歳以上では約7割の人が高血圧であるというデータもありますよ!
高齢化に伴い、数字だけを見ると必然的に高血圧の人が多い状態ではありますが、日本人は高血圧の人が多い特徴があり、ストレスを溜めやすい国民性や日本食の味付けといった背景もあります。

また、加齢によって血管自体も弱くなることも年齢が高くなるにつれて高血圧のリスクが高くなる理由のひとつです。

対策はいつでも初めても良い


40代から高血圧を発症する人が多いからといって、40代になってから血圧の対策をするのではなく、なるべく早いうちに高血圧対策をはじめましょう。

例えば、高血圧対策のための食事は基本的に薄味が中心です。
若い頃から濃い味のものに慣れてしまって、高血圧と診断されてから急に減塩レシピに切り替えると、食事が味気なく感じてしまってなかなか続けにくくなります。

高血圧と診断されてから食事指導が入ると極端に味付けに物足りなさを感じることになりますが、日頃から薄味に慣れていて、濃い味のものは外食の時だけにするといった方法でうまく息抜きしながら取り組むことができますよ!

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また、禁煙についても同じことが言えます。
タバコは高血圧の人にとってメリットはありません。

動脈硬化などの循環器の疾患を引き起こすデメリットのある喫煙は、タバコを吸う本人だけでなく副流煙を吸わせてしまっている周りの人の健康にも被害があります。

長年続いた習慣をいきなりやめることは難しいことですが、年月をかけて徐々にタバコの本数を減らして減煙から禁煙にシフトチェンジすることで禁煙の成功率は高くなります。

スタートは早いほうが、後々の負担を減らします。
是非今のうちから減塩・煙にチャレンジしましょう!

こちらの記事では高血圧以外のタバコを吸うことのデメリットについて解説しています。
タバコが与える健康への被害を把握しておくことでも、禁煙や減煙のモチベーション維持にも繋がります。
是非参考にしてみてくださいね。
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まとめ


いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のおさらいです!

  • 高血圧になるタイミングは人それぞれで、生まれつき高血圧になりやすい体質の人や生活習慣が原因で高血圧になる人もいる
  • 日本人の3人に1人が高血圧で、加齢とともに高血圧の割合が高くなる
  • 40代からが高血圧の人の割合が高くなっている傾向があり、70代では7割が高血圧であるデータもある
  • 加齢によって血管自体も弱くなることも年齢が高くなるにつれて高血圧のリスクが高くなる理由のひとつ
  • 40代から高血圧を発症する人が多いからといって、40代になってから血圧の対策をするのではなく、なるべく早いうちに対策した方がよい
  • 高血圧と診断されてから食事療法を行うと、味付けの薄さに戸惑うことになるが、若いうちから薄味を中心にしておき、濃い味のものは息抜きで食べると緩やかな方法で健康維持ができる
  • 高血圧のリスクを高くする喫煙も、長年続くと辞めづらくなるので禁煙は早いうちから行うのが良い

高血圧の対策は早いうちに行って損はないでしょう。
今から出来ることからはじめて、高血圧になりやすい年代に備えておきましょう!

投稿者:

血圧さん

平成に栄養士免許を取得。来年から人間ドックデビューの夫と2人暮らし。高血圧気味の夫との食事や運動について綴ります。